植木の産地、千葉県匝瑳市にございます「川繁園」です。
当園は、大正14年に川口繁治が山林苗の生産を行う植木屋として創業しました。時代のニーズに応え、地域の特産であるマキやマツの造形木の生産、公共緑化樹生産、工場の緑化工事や個人の庭造り等を行い、技術と知識を蓄積して参りました。現在は、マキをメインとした植木の生産・販売を行いながら、造園業や海外輸出を手掛けています。
今、最も力を注いでおりますのが、新品種の育成、販売です。
平成19年(2007年)に品種登録したイヌマキの新種は、新芽が赤くなる見た目にも鮮やかな品種です。私たちは、この品種を地元匝瑳市の市制施行にちなみ「匝瑳(そうさ)」と名付け、数年かけて商品として安定して供給できる体制の整備と海外での品種登録の準備を進めて参りました。
いよいよ2016年より一般への販売をスタートすることができます。私たちが丹精した赤芽イヌマキ「匝瑳」が、垣根材や庭木として、また、日本を飛び出して海外でも幅広く使っていただけることを期待しながら、引き続き努力して参ります。
今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
千葉県幕張メッセにて「国際フラワーEXPO 2016」が平成28年10月12日(水)~14(金)の期間開催されます。弊社も出展しておりますので、ご来場くださいますようお願いいたします。
「国際フラワーEXPO 2016」はこちらをクリックしてください。
当園オリジナル品種の赤芽イヌマキ「匝瑳(そうさ)」。
今年も可愛いらしい新芽が出てきました。
イヌマキ基本種よりも1カ月位はやく芽が出ることも、
この品種の特徴です(例年GW前頃)。
写真はハウスの中の今年鉢上げしたばかりの10.5cmPOT。
新芽が出そろうとハウスの中が赤い絨毯の様になります。
作業していても楽しい時期です。
これから約1ヶ月半程見頃が続きます。